-
秋の七草2007.09.26 Wednesday
-
今日は、まさに秋晴れの一日であった、
ついこの間まで、暑い暑いと云っていたのに、もう半袖では肌寒さを覚えるようになってしまった。
そうして、そこここに秋の気配を感じるようになる。
下の写真は、小公園でのワンショットであります。
残念ながら、木の名前は知りませんが、赤くて可愛い木の実であります。
傍を通りかかったご婦人も、何でしょうかねえと云ってました。
私は、秋が冬という季節の先達という意味では余り歓迎したくはありませんが、自然の美しさや風情という点からは大好きであります。
そこで、秋の歌をひとつ
「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七草の花。萩の花、尾花、葛花、撫子の花、女郎花また藤袴、朝貌の花」
(山上憶良、万葉集)
とてもリズムの良い歌であります、声に出して詠まれてみては如何でしょうか。
なお、朝貌とは桔梗(キキョウ)のことであるようです。
老婆心ながら、女郎花はオミナエシと読みます。
小公園にて
< 前のページ | 全 [1] ページ中 [1] ページを表示しています。 | 次のページ > |