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呑んべいの夜・フルート演奏会
昨夜は、珍しいことであるが、オヤジ三人組でフルート演奏会に行ってきました。
K君と私は以前から何か音楽会があったら行こうと話をしていましたが、これが実現できそうで仲々そういかないものであります。
実はK君と私の一番好きな音楽はJAZZであります。
なんでフルートそれもクラシックなのだということですが、K君はかつてハービーマンにあこがれて少しだけフルートを吹いていたことがあります。
そんなことでありますが、問題はジャンルではなく、本物の音楽に触れるということではないでしょうか。

デュークエリントンは、こう云ったそうです。
「音楽には二種類しかない、いい音楽かそうじゃないかだ」

そうして、そこに、もう一人の仲間のT君が参加することになり、三人組完成となりました。

演奏会は北見芸術文化ホール(音楽ホール)で19:00に開演されました。

『立花雅和 フルート・リサイタル』 
フルート:立花雅和
ピアノ:明上山貴代

プログラム
【前半】
■G.ショッカー:ミュジク・フランセーズより
■J.S.バッハ:フルートとチェンバロのためのソナタ
■F.プーランク:フルートとピアノのためのソナタ
【後半】
■久石譲:Summer(映画『菊次郎の夏』より)
■D.シュナイダー:フルートとピアノのためのソナタ
■Begin:涙そうそう
■M.マウワー:ソナタ・ラティーノ

【アンコール】
■二曲

演奏会は、期待を裏切らないすばらしいものでありました。
舞台の上の奏者が身体を動かすたびに、照明の明りが銀の笛に反射して、とても華やかで美しかった。
そうして、演奏を開始する瞬間の、フルートとピアノの緊張した息合わせ、会場の聴衆の固唾をのんだ静寂、最初の音が出た後の安堵感のようなもの、なんともいえないものですね。

どの曲もすばらしかったのですが、F.プーランクのフルートとピアノのためのソナタがちょっと不思議な感じがして印象に残りました。
なぜか私はこの曲を聴きながら、以前このブログの「北見園芸市」で紹介した「アルペンブルー」の紫の色を思い出していました。

そうして、もっとも私が感動したのはアンコールの時に演奏された『千の風になって』でした。
会場が暗くて良かったと、つくづく思いました。
なぜなら、その時、私の目は「じわっと」来ていたのです。

久方ぶりに三人で揃うことが出来た我々は、その後、もちろん北見の夜の街に繰り出しました。
人それぞれ、楽しいことがあるかと思いますが、私は気の置けない友達と呑むことが無常の喜びであります。
人生というのは、つらいことが多いものですが、それだけに楽しいことというのは、何にも変えがたいものに思われます。

三人は、やはり午前様になりました。
posted by: ryusui | エンターテイメント | 22:14 | comments(0) | trackbacks(19) |-
北見市・断水
一部の地域から給水が開始されたようであるが、我が家はまだ断水状態が続いている。
本当に困り果てている。
まあいずれにしろ、復旧は時間の問題であるから待つしかないと腹を括るしかないのであろう。

それにしても、なぜここまで長引いたのか、一市民として素朴な疑問がわく。
はっきりいって、手順に何か不手際があったのか、あるいは現有設備自体に問題があるのか二つであろうと思う。
再発防止に関して、この問題点をきちっと解明し、対応策を明示すべきであろうと思う。
復旧したから良かったでは、終わらせてほしくない。

以下はPM2:15に見た北見市HPの表示です。
 6月23日(土)早朝、広郷浄水場に大量の濁水が流入したことにより、水道水に濁りが生じました。濁りが収まるまで、水道水の給水を停止しています。
※一部送水が再開されていますが、全戸に供給されるまでには、25日昼までかかる見込みです。また、お住まいの地域の皆さんが、送水直後に一斉に水を使用し始めると、その地域全体の給水が遅れることが予想されます。給水後しばらくは、節水にご協力ください。
posted by: ryusui | 社会・経済 | 14:15 | comments(5) | trackbacks(27) |-
種子の舞・野付牛公園
今日は真夏日、何と32℃とのことであった。
昨日も暑い日であったが、6月なのにこの陽気とは、やはり地球温暖化の所為ではないかと思いたくなる。
夕方に野付牛公園を訪れた。
北見のこの地域はかつて野付牛と呼ばれていたことはご存知であろうか。
市になったときにゴロが悪くなるので、現在のように命名されたと聞いております。
その由緒ある名前を冠されているだけあって、北見市では一番充実している公園ではないかと思う。
私は、二十年近く北見を離れていたので、子供の頃見た光景とか風景とかが、殊更懐かしく感じられる。
この公園は、もちろん変わったところもあるが、昔からの様子を色濃く残していて、私の最も好きな場所のひとつである。

このブログの名前は、爽風庵であるが、それは私が「風」を好きだからである。
その所為でもあるまいが、わたしがどこかを訪問すると、不思議と風が吹くことが多いのである。
まさか私を歓迎してくれているわけでもないと思うのであるが。

この場所に着いて、橋の袂で、写真を撮ろうとしたら、頃良く風が吹き始めた。
とにかく暑い日だったので、爽やかなと形容したいところであるがそれどころではなかった。

大量の、白い小さな点が風に乗って私のほうに向かってきた。
あわてて私は、風に背を向けていた。
それは、樹々の種子であった。
ひとつひとつは、ごく小さな綿のくずのようになっている。
無数のそれらは、私を通り過ぎて池の上を舞っていた。
西日に照らされたそれぞれ点の動きは、幻想的であった。
だが、それだけではなく、妙な艶かしさを感じさせた。
暫しの間、私はその光景に釘付けになっていた。

やがて、風が落ちると、その舞も終わっていた。
何事も無かったかのように、そこにはいつもの静かな佇まいが戻っていた。

野付牛公園種子の舞が終わった後の池です。西日がとても明るかった。
posted by: ryusui | 街・旅・風景 | 18:38 | comments(0) | trackbacks(24) |-
ザリガニ・高栄北公園
今日は、6月の北海道らしい素晴らしい天気に恵まれた。
あちこちで、運動会も行われたようで、最高の一日になったのではないだろうか。

最近は、世知辛いというか「知らない人には」近づかないということが一般的な常識になっている。
残念なことではあるが、それもやむをえないと思うこの頃ではある。

ところが、私がこの公園に着いたとき、小さな男の子(小さいとはいってもそれほどではないが)、私の顔を見るなり、こんにちはと云ってきたのである。
なにか急いでる様子だったので、どうしたのかと聞いてみたら、今ザリガニを捕っているところだという。
見ていると、つり橋を渡って沢に下りていった。
私が子供の頃は、よくザリガニをとって遊んだものだが、絶えて久しく見たことはなかった。
つり橋の上から、下を覗くと、件の男の子ともう少し身体の大きい二人の男の子が居た。
どうやら一人は、その子の兄で、もう一人はその兄の友達であろうか。
彼らの会話から、件の子が服を濡らして、家に着替えに行って来たようであった。
見ると、バケツに何匹かザリガニが入っていた。
そうして、その子はこう叫んでいた。

「兄ちゃん、ザリガニ何人いるの」
「何人じゃないよ、何匹だってば」
「二人、それとも三人?」
「そうじゃないってば、何匹だよ」

其の子はまだ、ザリガニの数え方を知らないようであった。

つり橋
高栄北公園の吊橋である
posted by: ryusui | 街・旅・風景 | 22:24 | comments(0) | trackbacks(16) |-